Musoroid プロダクト要件(PRD)¶
最終更新:2026-05-27 正本ステータス:仮案(公開情報ベース+推測)
ファクトの正本:プロダクト基本情報・技術スタック・想定業界等の事実は
../facts/products.yamlを参照。本ファイルは「設計判断と物語」担当。
プロダクトひとことで¶
- Physical AIで「人の軽作業」を代替する汎用ロボットワーカー
- 詳細項目(名称、フェーズ、対象業界、技術スタック)は
facts/products.yamlmusoroid:を正本に
解決する課題¶
誰の課題か¶
- 製造現場、物流現場、小売現場の運用担当者
- 軽作業(仕分け、ピッキング、組立補助、棚補充など)における人手不足/非効率に直面している現場
- ※具体的なペルソナは要記入
どんな課題か¶
- 反復的な軽作業に人が貼り付かざるを得ない構造
- 既存の固定動作ロボットでは、現場ごとに異なる作業に対応しきれない
- 産業用ロボットの導入は重厚で、軽作業領域に届かない
なぜ既存解決策では不十分か¶
- 従来の産業用ロボット:固定動作前提、現場ごとのSIコストが重い
- 既存の協働ロボット:力制御や安全機能はあるが、「賢さ(状況理解と判断)」が不足
- Musoroidは「ロボット基盤モデル+力制御+テレオペ支援」の組み合わせで、汎用性と現場適応性を両立する
ターゲットユーザー¶
- 業界の重点順位(2026年フォーカス):
- 物流業(仕分け・ピッキング・棚出し):人手不足が深刻、現場標準化が進んでいる
- 製造業(軽組立・検査補助・ピッキング):実証実験パートナーを獲得しやすい
- 小売業(補充・整列):横展開フェーズで本格化
- 顧客像(規模):大企業を一次ターゲット
- スケールとデータ蓄積量が、フライホイールの実効性に直結
- 信頼性・規格対応への要求が高く、技術的に厳しい現場こそ差別化が活きる
- 二次ターゲット(ホリゾンタル展開時):飲食、ホテル業務、農業、医療補助 等
バリュープロポジション¶
- 「賢さをロボットに、働く意義を人々に」(社のビジョンと一致)
- 複数現場でのデータ蓄積量が、フライホイールの差別化軸(実績重視)
- 1台で複数タスクをこなせる汎用性
- 現場での再学習・適応がしやすい
- 力制御による安全性、テレオペでの「人の介入」が容易
- ハードウェアは既製品アーム+自社ソフトウェアで提供(SI重さを回避)
- 価格は RaaS(月額・年額)方向(後述)
- ※具体的なバリュー数値(生産性◯倍等)は実証データ取得後に記入
主要機能(設計判断)¶
- 機能一覧は
facts/products.yamlmusoroid.core_technologiesを参照 - 本セクションは「なぜその機能か」「どう組み合わせるか」を記述
VLA(ロボット基盤モデル)の位置付け¶
- 視覚・言語・行動の一気通貫を担う中核
- 自然言語による作業指示を可能にする
- 現場ファインチューニング前提の設計
力制御の位置付け¶
- 安全性と精密性の両立
- 既存の協働ロボットと差別化する技術的核
- ※詳細仕様は別技術設計書を切り出す前提
テレオペレーション支援の位置付け¶
- 自律で詰まったケースの「人の介入」
- データ収集パイプラインを兼ねる
データ収集と動作モデル構築¶
- 現場データの蓄積 → 横展開時の立ち上げ短縮
- 「現場が増えるほど賢くなる」フライホイール
非機能要件¶
- パフォーマンス:1サイクルあたりの動作時間/成功率の目標値(実証で測定)
- セキュリティ・データ取扱:
- 既存データを モデル改善に再利用可能 とする(顧客との契約で明記)
- 顧客固有の機密情報は分離管理
- 可用性:稼働率の目標値、フォールバック動作(実証で具体化)
- 安全性:規格処許目標は未決
- 候補:ISO 10218 + ISO/TS 15066(協働ロボット)、ISO 13482(サービスロボット)
- 業界・用途で必要な認証を取りに行く方針
- 多言語対応:日本語/英語
ロードマップ¶
- 時系列の予定は
facts/schedule.yamlを正本に - 本セクションは「フェーズ間の論理的な依存関係」「何が成立すれば次に進めるか」を記述
短期(〜3ヶ月)の問い¶
- 実証実験パートナー獲得の質:1社契約より、複数業界の傾向比較できる体制か
- 初期データ収集ツールチェーン整備
中期(3〜6ヶ月)の問い¶
- 実証現場での成功率はどこまで到達したか
- VLA第1版が再利用可能なレベルになっているか
長期(6ヶ月〜)の問い¶
- 本導入候補との契約条件(RaaS/売切/成果連動)
- スケール展開時のオペレーション体制
メトリクス¶
- 最新値は
facts/metrics.yamlを参照 - 主要KPI候補:実証実験契約数/作業成功率/自律稼働時間比率
競合・代替手段¶
- 競合リスト:
facts/products.yamlmusoroid.competitors - 本ファイルでは「彼らとの差別化シナリオ」を記述
差別化軸(順位)¶
- 実績(複数現場でのデータ蓄積量とフライホイール) ← 筆頭
- 賢さ(VLA による状況理解・柔軟適応)
- 安全性(力制御による人との協働)
- Ready to Ship 哲学(既製品アーム活用でホストコスト低、現場で完結)
代替手段¶
- 人手の継続(人手不足が深刻化、限界)
- 固定動作の産業用ロボット(柔軟性に欠ける)
- 既存の協働ロボット(賢さに欠ける)
主要決定事項(2026-06-22 時点)¶
- 価格・課金モデル:RaaS(月額・年額)方向
- 顧客のオンボーディングコストを下げ、長期関係を作る
- 詳細条件は実証実験を通して具体化
- ハードウェア戦略:既製品アームを選定し、ソフトウェアとセットで送る
- 自社開発の重さを回避、Ready to Ship 哲学と整合
- データ・知財方針:モデル改善に既存データは再利用可能(顧客契約で明記)
- フライホイールのエンジン、スケールに不可欠
残るオープン論点¶
- 安全基準・規格の処許目標(ISO 10218 + 15066、ISO 13482、業界規格)
- RaaS の具体的な価格レンジ・契約期間
- 既製品アームの選定(複数候補から決定)
- 海外展開の時期と入り方
関連リンク¶
- 会社概要:overview.md
- 年間プラン:../plan/annual_2026.md
編集メモ(村山さん向け)¶
- 事実情報を直したい時は
facts/products.yamlの方を直す - 本ファイルは「設計判断と物語」を優先(なぜそうしたか、何を諦めたか、何を勝負どころにするか)
- 機能の詳細仕様は別ドキュメントへ切り出す前提